おとまりキャンプ①

7月31日年長組は由布院にある「山荘 四季」に行ってきました。

初めての場所ですが、子どもたちは別府よりもほんの少し過ごしやすい気温に、緑豊かな環境にワクワクが全身からあふれています。

開村式を行い、自分たちで作った旗をたて、お出迎えをしてくれたじゅんこさん、さんちゃんと共にお約束を守ります。子どもたちといる先生以外の大人はドラム缶風呂の準備、夕食の準備、荷物を出して整理など、大まかなことしか決めていないのにみんなバッチリそれぞれに働いてくれます。そんな中、えんちょうはノンビリとドラム缶風呂に火をつけて「キャンプといえば『火』」と、火起こしを楽しんでいました。

その間子どもたちは探検に出かけたり、アスレチックを楽しんだり、魔女の部屋が小人の家に名前を変えて呼んでいたりしていました。年長さんは「ゆうきのしるし」を取りに入ったのは「おばけのへや」です。大泣きしたり、べそをかいたりした子もいましたが、部屋から出ると手には「ゆうきのしるし」を全員が持っていました。

夕食は子どもたちも手伝います。そして各家庭の「隠し味」「秘伝」をこっそり教えてもらって、みんなが少しずつ入れた「真愛幼稚園ベース、ばら組秘伝エッセンス入り:スペシャルカレー」が出来上がりました。この山荘 四季を作った荒金 学先生もちょこちょこっと見に来られて、じゅんこさんのぶんも味見をしていただきました。

食べた後は汗をぬぐうために、「山荘 四季 ドラム缶風呂」を堪能しました。子どもが2~3人入っても大丈夫で。「えんちょう先生が入っても大丈夫ですよ、お相撲さんも入れますから」と言ってもらったのですが、次のプログラムもあるので今回は遠慮しました。次回は一番風呂に入る予定です。

夕日も落ちて辺りが薄暗くなるころに花火をしました。ちゃんと消防署と警察に届けをしていますのでご安心を!予算の都合上20発の打ち上げ花火は「1分間花火」と命名されました。その後の手持ち線香花火は「純国産」です。長持ちする線香花火を最後まで玉を落とさずにやり切ったのはNくん、N先生、T先生、Hちゃんでした。

キャンプファイヤーの時には「星の女神さま」が登場してきました。誰かが「Mせんせいだよ~、だって くつが いっしょだもん」という声が聞こえてきましたが、それは星の女神さまが姿を真似ただけのことです。本当の星の女神さまの姿は誰も知らないのです。

夜も更けて8時45分には部屋に入って、じゅんこさんから「夜話」を聞く時間を持てました。蜜ろうの灯す明かり1つだけで、影絵をしていきます。物語はどうしてカラスは黒いのか、何故フクロウは夜行性なのかを楽しく教えてくれました。

ちなみにFacebookの「学校法人別府真愛学園 真愛幼稚園」をひらくと、8秒ぐらいの花火の動画がアップされています。