最後のプールに最初に入ったのは

今日で今年最後のプールとなります。

まだまだ暑い日が続くかもしれませんが、運動会に向けて園庭を広くしないといけません。来週から様子見をしつつ運動会ごっこが展開されていきます。「勝っても負けてもいいんだよ」とはいいつつも、やはり勝ったら嬉しいのは仕方ありません。でも一生懸命やった結果としてですから、「勝っても負けてもいいんだよ」というのは負け惜しみではなく本音でもあります。

勝ちに固執するあまり、あえて「やらない」という選択をするのは幼稚園での教育ではありません。いろいろなことを楽しみながら挑戦していくように促すのが幼稚園教育でもあります。

ですから、「嫌ならやらなくてもいいよ」ではなく「やってみよう」と周囲の大人が導かないといけません。本来できるのにやろうとしない、やらなくてもいいと思ってしまうのは「もったいない」のです。それどころか困るのは小学校に入った時の本人です。周囲との差異にさらにやらない・できないと思い込んでしまうのは可能性を自分で閉ざしてしまうことになります。

そんなことを思わせてくれたのが、今年最後のプールに最初に入ったゲストです。普通はそんなところにはいないだろうと思いながらも、よく見ていると後ろ足を上手に使って泳いでいます。

今年最後のプールに最初に入ったゲストは「バッタ」でした。たま~にカナブンが入っていることがあってもバッタは初めてです。

バッタの泳ぎに少しの間見惚れてから、救い出してサツマイモのプランターの上に置きました。

満2・満3歳児クラスのすみれ組の子どもたちは、昨日は年少のもも組に交じって絵をかいていました。

色とりどりの絵を描きながら、何を描いているのか説明してくれます。