赤いバッタ!

12月になっても今日は穏やかな暖かさの中にありました。

別府市では冬と春が一緒にやってきたような感じです。

餅が浜では夜明け前に2羽の白鳥が海から砂浜に上がって来ています

間近で見ると白鳥って大きいし、少し乱暴さんです。近くで見たいからと言ってこどっもたちを近づけてはいけません。硬いくちばしで突かれます。パンを一斤持ってきたおじさんのズボンを突かれて痛がっていました。

冬になると園庭ではヒメリンゴを狙ってヒヨドリとムクドリが争っている間隙を縫って、みかんを梅の枝に刺しているとメジロやすずめ、セグロセキレイ、ヤマガラ、コゲラがやってきます。まだ誰もいない7時ごろの園庭で木をカタカタ鳴らしているのはコゲラです。キツツキの仲間でエサをとろうとしています。木から離れるときの鳴き声はあまり可愛くなくて「ギ―!!」です。

その後にやって来るのはつがいのメジロで、1羽がみかんを食べている時は、もう1羽が見張りをしています。

ヤマガラは4色の体なので少し遠くからでも見ることができます。最初ドングリの木の茂みに隠れていて、誰もいないときにスッとみかんを食べに来ます。

セグロセキレイは園庭をちょんちょん飛び跳ねながら移動してドングリの中の虫を食べたりしています。

冬と春が一度に味わうことのできる朝のひとときは貴重です。

そんな時に赤いトノサマバッタが園庭に遊びに来ました。

何気なく捕まえると赤いのです。園長はこれまで見たこともなかったので捕まえて、みんなに見せてから茂みのある桜の周辺に年長の子どもたちが戻してくれていました。

赤いトノサマバッタは稀に見かけるらしいけれども、どちらかというと珍しい部類なのだそうです。