夏の足跡が園庭にはいっぱいあります

夏期保育も終わって、先生たちは研修会や勉強会もいっぱいありますが、ばら組のおとまりキャンプの準備も大忙しで行っていました。何度も何度も確認したのですが、やっぱり忘れ物はあります。だからこそ一人ではなく複数でのチェックが必要なんです。

子どもたちの笑顔を見たいために先生たちが準備で大忙しの中、えんちょうは鹿児島で行われたキリスト教保育連盟の夏期講習会に出席してきました。鹿児島は生まれて初めての場所です。30日の夜に戻るために車で行ったのですが、途中で夕立にあったりして夏の鹿児島道中を楽しみました。ちなみに東九州道で行ったので、インターに乗る前に水分補給用のお茶や水をたくさん積んでいきました。

31日キャンプ場当日の朝、プランターやビニール苗に水をあげていると、あちこちにセミの抜け殻や大きく成長したトカゲ、蝶にトンボにアゲハ蝶が園庭に来ていました。預かり保育に来た時に、幼稚園に散歩がてら遊びに来た時に探してみてください。

夏の足跡が確かに残っています。

そういうのを探すのも幼稚園での楽しみです。

そうそう、夏期講習会ではちゃんと勉強してきました。「要支援の子どもがクラスに一人いると大変だという先生がいますが、そうではなくて、今までも子どもたちへの配慮をちゃんとしてきたではないですか。要支援云々ではなく、幼稚園という場は、先生たちはすでに一人一人への配慮をしっかりやっているので、今まで行ってきたことに自信を持ってね」という講師の話でした。

乗り越えられない壁はないのだそうです。そして担任独りに任せるのではなく、講演後お茶を飲みながら雑談しながら子どもたちの様子を報告する雰囲気は大事ですよ!

子どもたちは決して仲間外れにしません。要支援の子どもがいたらちゃんと先生の姿を見て配慮をし、待つ時には待ち、楽しむときには楽しむ。北海道のある先生は「毎日がしんどいけれども、1週間のうちで素敵な笑顔に出会えただけで、次も頑張ろうという気になる」とおっしゃっていました。どのクラス担任も話を聞くと15人から20人は普通に子どもたちを相手にして、しかもしっかり一人一人を配慮し、「たすけて~」のヘルプを出しています。

先生もヘルプを出していいんだよというメッセージ、子どもたち一人一人の成長は担任の姿を見て行われていく、子どもの姿こそが先生の鏡、悪い方へ考えるのではなく、すでに先生たちは子どもと向き合って一人一人に配慮している、大声で追いかけると子どもは楽しくなって良くないことも良いと思い、何度も繰り返すから、目線を合わすときと言葉かけをする時、見極めをしっかりすることなど伺いました。

夕食で知り合いの園長の幼稚園に所属している先生たちばかりだったので、気楽にフランス料理(マナー向上のためだそうな)もいただきました。一切のアルコールが出ないのもこの研修会ならではです。