ハロウインは仮装でトリックオアトリート!

今年は10月31日が日曜日なので、29日にハロウインごっこをすることになりました。キリスト教なのにハロウイン?と思われる方もいますが、ハロウインの衣装づくりで①自分の好きな色のカラーペールを決める。②自分で切り貼りしてオリジナルデザインの衣装を作る。③互いに言葉をかけ、他のクラスの友だちを招くために部屋のデザインを考え、共同作業でハロウインの部屋を作る。また年長者は年少者にお菓子を渡す。④あちこち移動する中で新しい場所に立ち入ることへのワクワクドキドキ感。

考えてみるとハロウインごっこの中にはしっかりと五領域(健康、人間関係、環境、言葉、表現)が入っています。これまで運動会で協力することの喜びを体験し、遠足で一体感を得、大型制作による達成感と想像力が積み重ねられてのハロウインごっこです。キリスト教でないから受け入れないではなく、子どもたちの成長の過程の一つにハロウインという行事があったというだけで目くじらを立てるほどのものではありません。

何よりも子どもたちが「たのしかった~!」と口々に言ってくれているのが大事です。楽しいが明日への挑戦の始まりだと思っています。ばら組の部屋にできた年長組が作ったハロウイン部屋はとても素敵です。「えんちょうの家」の玄関では通路にスパイダーマンが留守番をしていて、みんな「トリック・オア・トリート」と言ってジャック・オー・ランタンの器を開けて中からお菓子を一袋づつ持ち帰ります。礼拝堂では長椅子を利用した迷路が作られましたが、本来行き止まりのところを無理やり通り抜ける荒業もあって、普段誕生日以外に上がることのできない講壇と、その横の祈祷室を抜けて戻ってくることもしました。普段の場所が普段とは違うとそれだけでも子どもたちは楽しんでくれます。

最期にみんなで「おばけのばけちゃまん」を踊っていました。