特別なことがたくさんあるから年長組なのです

真愛幼稚園は小さい規模ながらも、たくさんの経験を積んでいくために「たのしい」がたくさんあります。4月から暖かい日はシャボン玉遊び(園長はとにかくでかいのを作るために“修行”してます)、5月から泥遊び、泥団子つくり、ザリガニ釣り、6月水遊び、7月田ノ浦ビーチへ海遊び、プール遊び、砂場で大きな山作りとトンネルほり、ボディペインティング、セミを捕まえ、様々な虫や植物の名前を確認し、夏休みの預かりでは時々トランポリンが登場し、水風船合戦が行われます。

他にもたくさんの楽しいがあります。毎週水曜日の園庭開放(9時30分~11時)にきて、園での様子をご覧になり、園だよりでどんなことをしているのか、各クラスの先生たちがどんな視点で子どもたちと接しているのかを感じていただけたらと思います。

年長組は特別がたくさんあります。園外保育で切符を買って電車に乗って出かけたり、近所のスーパーに買い出しに行ったりもありますが、やはり宿泊保育は特別なようです。

宿泊保育の様子を子どもたちから聞いた保護者の方から「?」を含んだ話がありました。バケツリレー重かった!朝食バイキング!やどかりパンに絵を描いた!ブルーベリーじゃないジャムのパン!プールの大きいスイカがぶつかってきた!花火のシャワー!さんちゃんが来た!・・・子どもたちは伝えたいことがいっぱいありすぎて、聞く側も大変だったでしょう^^

それも特別な空間の特別な出来事です。

ちなみに木村屋のパン屋さんで作ってもらったやどかりパンは、真紀先生が子どもたちの宿泊保育の朝食に出したいとダメもとでお願いしたときに、快く引き受けてくださいました。普段はしない特別なものです。

ブルーベリージャムと勘違いしたジャムは、幼稚園の事務所玄関前にあるブラックベリーを真紀先生がジャムにしたものです。園長がこっそり真っ黒のブラックベリーをつまみ食いしているので、ネットで検索したらブラックベリージャムの作り方が出てきたということで、しばらく前から真っ黒に熟したブラックベリーを冷凍保存して集めていたようです。おかげで園長のつまみ食いの回数は極端に減ってしまいました。ほのかに甘酸っぱいブラックベリーは食パンにつけてサンドイッチになっていました。ちなみに朝食に出たプチトマトは幼稚園のプランターで育ったものです。

特別な日はいきなりやってくるのではなくて、年少、年中と少しずつ積み重ねていきながら、年長組の子どもたちの姿をあこがれを持ってみている結果です。こうやってあこがれをもって受け継がれていくものと、新しいことが織り混ざり合って「真愛幼稚園」での生活になっていきます。