アドベントになりました

幼稚園ではクリスマス会が12月15日に行われますので、アドベントの礼拝は11月24日から始まっています。

もともとアドベントは待つ・到来という意味です。12月25日のクリスマス(Christ Mass:キリストを礼拝する)までの4回の日曜日(今年は12月3日から)を毎週1本ずつろうそくの明かりを増やしながら礼拝をしていきます。

4ほんのろうそくにはそれぞれ意味があって、1本目は預言者(希望)、2本目は天使(平和)、3本目は羊飼い(喜び)、4本目はベツレヘム(愛)です。この意味が象徴されている物語がイエスの降誕物語と言われています。

イエスの降誕物語はいろいろと疑問が起きてきます(「本当に12月25日に生まれたの?」「本当に馬小屋に生まれたの?」「本当に天の軍勢が歌って羊飼いたちがそれを聞いて会いに出かけたの?その間羊たちはどうしたの?一緒に行ったの?」「東方の学者たちは星に導かれて宝物を抱えて旅をしたの?」

物語はあくまでも神さまが人をどれほどまで愛してくれたのか、神さまの方から行動を示してくれたこと。そして神さまの示す本当の平和な世界は社会的弱者と言われる人から喜びと祝福が示されるというものです。

ですから、神さまが私たちのために、最大で最高のプレゼントであるキリストをこの世に送ってくれたという、物語の本質は「本当」なのです。

子どもたちはクリスマスを楽しみにしています。難しいことは抜きにして、うれしい・楽しいをみんなと一緒に過ごすことがクリスマスの過ごし方だと感じてもらえればいいかなと思います。

今年幼稚園のクリスマス会は12月15日に行います。感染症が広がる中でどうするのがいいか思案中ですが、今のところお知らせ通りに、子ども1人につき保護者2名まで。兄弟姉妹は保護者の数にはいれません。